Qが嚢胞性卵巣疾患と診断されたのは

2008年5月のはじめでした。

しばらく以前の病院でのう胞をホルモン剤で抑える治療を行いましたが
のう胞は次第に大きくなっていきました。
卵巣とのう胞を撤去する手術を強く勧められましたが
手術中に亡くなる率も高いことを聞き、
手術をしないでなんとか生き長らえる方法を取ることに決意したのが
2008年6月の初め。


腹側の大きく黒い部分が卵巣です。

飼い主の我がままを聞いてくれる現在の病院に転院し、
いざというときのため強制給餌を習いながら
試行錯誤の下、Qにとって体が楽になることを一番に考えて治療を行ってきました。

しかし卵巣の水がパンパンになっていくのは止めようがなく
2008年7月31日には一度、針で卵胞水を抜く施術を受けました。

抜水後はしばらく、体も軽く糞も出やすい状態で過ごせていましたが
残念ながら前回(8月15日)のエコーの診断の結果
また、水が溜まり、今度は体の奥の方にのう胞が増加しその中に水が
増えてきていることがわかりました。

本当は1ヶ月に1回の抜水でおさまって欲しいところですが
一度大きい部分を抜くと他ののう胞が大きくなることがあると聞かされていましたが
今回はどうもそのような状態になってしまったようです。


奥の方の水は針で抜くことは不可能とのことで
良い状態ではありませんが
何とか、楽にしてあげたいと思っています。

今日はまた診察日。
先生と良く相談して
良い方法がないか聞いてきます。

ただ、本鳥のQは、お腹の水のたまりとは関係なく元気で
肝臓用ペレットを毎日主食としてたくさん食べてくれています。

少し急に明るくしたときなど呼吸が荒くなる症状と
糞が御尻に付いてしまうという症状以外は
元気におしゃべりもしますし
お世話係の私の手も噛んできますので
力は満ちている様子です。