5日に新しい病院に行ってきました。

ありんこさん、ぽよたさんの二人が心配して付き添いできてくれた。
ぽよたさんは以前からこの病院に通っているのです。
Qは3人の保護者とともに、診察室に入りました。
大変なお嬢様扱いです。

Qは5日の午前中はまあまあの体調でしたが
病院の予約の時間がせまった夕方から急に食べなくなりました。
水糞が出ていて、固形糞が出なくなりました。
しばらく様子を見ても、水のおしっこが何回も出ています。
捕まえてお腹を見たら、朝と比べて急激に大きくなってた。。。。。
すごいショックでした。

でも、「今から新しい病院に行ってみてもらおうね」と話しかけ
普段だったら移動させたくない体調のQとともに病院に向かいました。

3人の保護者とともに診察室に入ったQさま。
ありんこさんもぽよたさんもQの変貌に驚いていたと思います。

この時のQは糞が出にくくなっていて
食欲も落ちて、水のおしっこばかりしていました。

まず、先生に手術はしたくないことを話し、どうやって看病していくかを相談しました。
エコーも再度撮っていただきました。



ありんこさんの解説図のように大きいのう胞が3個見えます。

のう胞ができる場合、大きいボール状と、スポンジ状に細かい泡のようにできるものとあり、
スポンジ状だと針で水分を抜くのは不可能とのこと。
幸いQのは中が血液でなければ、細い針で水を抜くことができるそうです。
今後、呼吸が荒くなってきたり、中の胃を圧迫する状態になってきたら
またエコーを取りながら水を抜いてあげれば一時的に楽にしてあげれるのが可能だそうです。
ただ、危険性もありますので、状態を見ながら行う処置のようです。

手術で取ったとしても、またのう胞は再発することが多く、何度も手術するケースがあり、
先生は私の手術したくないという希望を聞いてくださり
手術はしない方向で頑張っていきましょう!と言ってくださいました。

また、写真で白くなってる部分は炎症を起こしている部分で
お腹を足で蹴っている様子がその炎症を痛がってることを示していました。
そのため、消炎剤とホルモン剤を混ぜたものに薬を変更しました。

Qはもともと肝臓が弱いので、ホルモン剤を長期で飲むと今度は肝臓の負担が大きくなります。
それも様子を見ながら調整していきます。

また今度、自分で食べられなくなった場合、お腹ののう胞の巨大化で
胃が圧迫されて細くなっているということが考えられ
そうすると入院させて強制給餌をしてもらってもそれだけでの回復は難しいとのこと。
ただ今までのように肝臓の機能低下とは違った入院になってしまいます。
もうそこまでいけば自宅で静かにさせてあげたい。
「その時に少しでも体力が付くように自宅で強制給餌ができたほうがいいですよ。
指導しますからやってみますか?」との
先生のお話に「え”!わたしにできるのか?」という半分恐怖の混じった気持ちでしたが
「やるしかない」と決意し、10日くらいは習得するのにかかるといわれた練習を
受けることになりました。


練習代になってくれる先生の愛鳥の介護士君!変な持ち方してごめんなさい。

少しやってみましたがとっても難しいです。
冷や汗で体がびちょびちょ。
先生が「この部屋異常に暑いわね」というほど私の体温が急上昇していました。

1時間も診ていただき、次の練習の予約をして病院を出たとき、すごい疲労を感じましたが
今後の対応ややるべきこと、目標が見えてきてこの病院にきて良かったと思いました。

帰り道、Qは先生にエコーしたときにのう胞が移動したのかと思えるくらい
呼吸も楽そうになっていました。


先生の優しい心遣いがうれしいです。
今の私とQには、暖かい言葉と大きい包容力が必要なんです。
人間で言うホスピスのことを考えさせられました。
でも最後まであきらめないで、頑張っていきたいと思います。