Qでっす!

昨日、びょーいんのせんせーにお腹のお水を抜いてもらったよ。

1回我慢して、酸素室で休憩してたら
せんせーが「もう一回お水抜くね、がまんだよー」って言ったから
もう一回頑張ってがまんしたんだよ。

ちょこっと針の穴から血が出たけど
お腹のお水はきれーなお水だったんだって。

すごく体が軽くなったんだよ。
もう5回もお腹のお水抜いたんだよ!
お母さんに「えらいねーよくがんばったね」ってほめてもらったんだー

せんせーもやさしいからがまんできるよ。


お腹が軽くなったから
お化粧がうまくできるよー

お腹が大きいとくちばしが届かないところがあるの。

サーお化粧タイムよ




キラキラピカピカーー

前回10月11日の抜水からちょうど2週間後に診察予約を取ってありました。
以前は1週間ごとの診察を受けていましたが
父の看護の関係で今は2週間ごとの診察にしています。

かなりQの経過が理解でき2週間の期間を自宅で様子見するのも慣れては来たのですが
まさにその日にあわせるかのように、Qのお腹の水は増えていきます。

朝晩の体重測定で少しずつ臨界点に近づくのを感じ、気が重くなっていた私でした。

それは前回の先生のお話で「今後はかなり抜水が危険になっていくと思われる」ということを
聞いていたからなのです。

目に見えてわかることはQのお腹の大きさとパンパンに張って
今にもはちきれそうなピンポンだまのような「のう胞」。

それを見なければ、以前よりも色艶の良いQの様子に
この嚢胞性卵巣疾患の水さえ溜まらなければQは元気で暮らせるのに。。。
といつも思っても仕方の無いことばかりを考えてしまいます。

また診察日の前日の夜にQの丸いお腹の羽がぐしょぐしょに濡れていることに気づき
「まさかのう胞から体液が滲んできたのか!」と少し不安な思いに駆られました。
しかしこれは利尿剤によるおしっこの液体が肛門の位置の変化で
お腹の方へ垂れていただけであるということは診察でわかりました。

なんだか小さいことも色々と気になってしかたがありませんね。
もっと、大きく構えていなければと思いますが。。。。


なんだか、昨日はとても不安で病院に行く途中の神社にお参りもしました。
Qのお腹の中の真実を知るのが怖くて
診察も遅ければ遅い方がいいな、、、というとっても、ブルーな私でした。

しかし昨日の病院は土曜日というといつも込んでいる待合室が嘘のように
待っている人もまばらでした。

早くに順番は回ってきて診察室に呼ばれました。
糞の検査も消化は良好。
肝臓も良し。
胸の肉付きも良い。

そしてエコー室に連れて行かれたQを思いながら
どういう結果が出ても動揺しないように心を落ち着けようと必死になる私。
意気地の無いやつです。まったく。

そしてQと共に帰ってきた先生のお顔が少し微笑んでいるように見えました。
やはりその微笑には訳があってエコーには前回映っていた奥ののう胞が今回は
現状維持をしていて大きさがあまり変わっていないという結果が写っていました。

思いもかけぬことに気持ちが少し軽くなりました。

もう数日はこのお腹でも持ちそうでしたが、やはり日曜日が入ってしまうため、
また父の通院日の付き添いや鉄の注射も翌週に控えていることも考えて
前面ののう胞を抜水してもらうことをお願いしました。

Qに「頑張ってね」と声をかけ、私はいつものように待合室の診察室に一番近い椅子で待ちます。

中からQのぎゃぎゃぎゃーという抵抗の声を聞きながら、「早く無事に終りますように」と祈ります。
もう5回目なのにいつまでたっても心が乱れてしまう情け無い飼い主です。

また今回は水を抜くのにかなり時間がかかり、不安がピークに達したとき
呼ばれて診察室のドアを開けました。
そこには透明な液体の入った注射器を持って
前髪をかきあげ汗を拭かれてる先生のお顔がありました。
「抜けましたよ!ちょうど前面を抜いた後に奥ののう胞が見えたので
奥も1個針を刺しました。」と、先生。

酸素室には水を2回抜いて少し怒っているQが元気に鳴いていました。

「ありがとうございます!ありがとうございます!」と何回も先生に言っている私。
なんだか感情が押さえられなかった。

抜くのが無理かもしれない奥ののう胞の1個が抜けた。
まだ他にもたくさんのう胞は奥に潜んでいますが
その1個が抜けたこと、また内容物が透明な問題無い液体であったことで
今後の可能性への希望が感じられ、本当にうれしく
難しい処置を無事に行ってくださった先生に感謝しました。

前面ののう胞の水を抜いた後、針を替え、今抜いたのう胞の袋を突き通して
前に出てきた奥ののう胞に針を刺しての処置だったそうです。

両方で抜けた水は3.8ccでした。

自宅に帰ったときは40グラム。
翌朝は38.5グラムになっていました。

毎回、抜水の翌日は少し食欲も減って静かにしています。
今回は2度の針を刺しているので、その傷が早く癒える様に
部屋も高温にして免疫力を高めるようにしています。

また2週間後の診察までQと共に頑張ります!