木曜日は2週間あけての診察日でした。

少し前から、目で見てお腹が大きくなっていたのは私もわかっていましたが
Q本人はその変化に関係なく元気な様子を見せていました。
そのことを先生に報告。

先生も「うーん、ほんとだ。お腹が少し大きくなってきましたね。
もしかしたら急に具合が悪くなることもあります。
呼吸が荒くなったり、食欲がなくなってきたら
そろそろ針で水を抜く処置をしてあげたほうが
いい時期かもしれません。
そのようなことがあったら連れてきてください」とおっしゃっていました。

また、診察室で少しクシャミして出た鼻水をなめちゃっていたのを
先生が見て「鼻炎かも」とのことで
お薬の中に抗生物質が加わりました。

後は、体調が悪くなった場合の酸素テントの作り方なんかも教えていただきました。

かなり深刻なお話を聞きましたが
Qは元気に病院の帰りはプラケースの中で粟穂をバリバリ食べたり
餌をばら撒いたりして楽しそうにしていました。

そんなふうに帰り道の移動も楽しんでくれている様子を見て
まだまだ元気で頑張ってくれると私は思いました。

                                                                    • -

またまた、付き添いをしてくれたmieさんの激写です。
すごい可愛い写真で、感動しました。

                                                                    • -




安定

書くのが遅くなりましたが、先週の木曜日の診察結果です。

卵巣の「のう胞」は前回より2ミリ厚さが増していました。
ただ、それによる体調の大きい変化は無し。
呼吸も荒くならずに食欲の減退もなし。
体重は41グラムで胸も薄くなっておらず必要量は食べている。
肝臓用のペレットを主に食べてくれているので
糞の中に未消化の脂肪も見られず肝臓機能の低下は防がれている。

上記の小康状態が安定しているとの診断でした。

「次回の診察は2週間後にしましょう」との先生の言葉を
うれしく思いました。
前回の日記に、「2週間になるのが夢」と書いたのが現実となり
病状の安定を実感しました。

ただ、いつ急な食欲不振が起きてもおかしくは無いため
強制給仕用のシリンジ、チューブ、フォーミュラーを用意していただき
自宅に持ち帰りました。

不安はありますが、このままの小康状態を保って欲しいものです。

帰りにピーボ君たちが受付に来てQを見送ってくれました。
写真がピンボケで残念。。。。

Qもすごく喜んでピーボ君と呼び合っていました。
(隣に奥さんの雲ちゃんがいるのにです)


Qは以前よりペレットは好きでしたが

ハリソンのハイポテンシーをあげ始めた頃より更にペレットが好き。
そして今回の肝臓用の処方ペレットは擦ってもらうのが
待ち遠しくてたまらないようです。
このまま好きなままでいてください。


今朝の体重は41グラム。
毎朝、御尻にこびりつくウンチのお団子は自然に下に落ちていました。
先週の診察のとき力んでお尻フリフリして糞をする状態を言った所
「お尻が人間で言う痔の状態」との診断で
また肛門の炎症止めと、便が出やすくなるような調合に変えてもらっていたのが
少しずつ効果を出してきたように見えます。

1週間前の診察のとき、目で見たのう胞の変化は認められませんでした。
今日は手術をしないことを決意し、今の病院に転院して1ヶ月目の検診です。
エコーを撮って、のう胞の大きさのチェックをします。

良い結果が出ますように!

思えば、嚢胞性卵巣疾患と前の病院で診断されたのが5月のはじめ。
それからどんどん、状態は悪くなっていっていました。

5月中は以前の病院の薬を飲ませていましたが
改善は見られず、お腹は膨らんできていました。

6月のはじめに今の病院に転院した日は
急激に悪くなった日で、お腹も急に大きくなり下の紙が濡れるほどの尿を出し、
羽を膨らませて、しんどそうにしていました。

あの日からQの状態が悪くなることを予想して
最期は自分で面倒を見たいという一心で
病院のお世話になりながら強制給餌の練習をしてきました。

そして転院して1ヶ月、Qの調子は一度、悪くなったときがありましたが
その都度先生が考えて調合してくださる薬で持ちこたえ
困った症状なども悪化せず、小康状態を保ってこれました。

今はお腹にのう胞があるとは思えないほどの元気な様子を
見せてくれています。

本当に先生に感謝しています。

このまま、のう胞が現状を維持してくれ、針で水を抜くことも無く
できれば、本当に可能であれば奇跡が起きて自然にお腹ののう胞が縮んでくれることを
心から願っています。

Qの診察は1週間ごとに欠かさず行ってきました。
いつか、先生が「2週間ごとでも大丈夫」といってくれる日が来るのを
信じて頑張ります。

昨日、Qの診察日でした。

それに合わせなくてもいいのに、前日の夕方から少し軟便になりました。
診察日の朝は普通にご飯食べていましたが
午後から同じ場所から動かなくなり糞が水っぽくなってしまいました。
お腹を見たら、少し大きくなって腫れています。
でも、それは仕方の無いことなんだ、今日また先生に相談すれば大丈夫!って
ショックを打ち消すように頑張りました。

気落ちしながらも、Qを温めながら病院へ。
待合室から中のP君たちと呼び合うQ。
いつの間にか、お友達になったんだね。

順番が来て先生の元気な声に迎えられ、ほっとしました。

Qは私の練習用にスタンバイしてる3羽とご挨拶。
先生が、プラケースをくっつけてくれてQはすごくうれしそうでした。

そんなほほえましい様子を見ながら
Qの症状の変化を報告し、エコーを撮ることになりました。
残念ながら2枚のエコー写真には2.5ミリ大きくなった卵巣ののう胞が映っていました。
先生は「今日水を抜いてあげてもいいけれど、Qちゃんがもう少し頑張れるなら
リスクをおかすことを避けて、もう少し薬を替えて様子見しましょうか?」と言われました。

確かに体重が急に1グラム増加しのう胞が大きくなって
呼吸も少し荒くなっている。
でも、緊急と言う様子ではない。
私も迷いましたが、Qの治癒力をもう少し信じて昨日水を抜くことは
やめました。

のう胞を押さえる薬の濃度を高め、それに漢方が加わりました。
その薬を飲んでまた1週間後に検査します。
幸い糞の検査では消化状態もよく
肝臓の機能の問題は現れていないとのことでした。

そして一晩明けて、今朝は体重は42グラムから41グラムに戻り
糞も良い糞になっていました。

呼吸も荒さが取れてよく動いています。
また、新しい薬が効いてくれたようです。
しばらくはこの薬に期待します。

のう胞が急に大きくなった原因はわかりませんが
2,3日前から少し発情の傾向はありました。
プラケースの側面にチュウチュウ言っていたのを何度か目撃。
その対策をまた考えなくてはいけませんね。

また、暗闇作戦は絶対実行です。
途中、覗いたら効果がないと先生に言われましたが
確かに心配で時々夜中に覗いていたのも
発情防止を完璧にできてなかったことに繋がっていると思います。

そして、これはまあ、うすうす予感はしていましたが
Qはお腹の皮一枚の下に水が溜まっているので
そこを強打したり圧迫すると命にかかわりますので、
外で遊んだり、飛んだりすることは今後一切避けたほうがいいそうです。

この病気で病状の悪化の前に
飛んでしまいお腹の重さで落下し、
のう胞が破裂、またはのう胞で内臓を圧迫して窒息して亡くなる事故が多いそうです。

同じ病気で小さいケージに移って生活できる子もいるけど
危険を避けるためにはプラケースが一番安全とのこと。
だったらもっと大きいプラケースにしようね。

Qちゃん、それでも頑張って楽しくやっていこう!
プラケースでQちゃんランドにいるだけでもうれしそうにしているQちゃんです。

Qの病気がわかった4月末からおおよそ1ヶ月がたった6月のはじめに

今の病院に転院。
昨日が最初の診察から1週間後の診察でした。

(診察結果)
悪化もしていないしのう胞が小さくもなっていないが
お腹ののう胞は変化なく、現状維持ができている。
以前より全体的に元気が出ている。
糞の顕微鏡検査では消化状態も良く肝臓機能の悪化も無い。
呼吸の荒さが取れているので、無理にのう胞の水を抜くのはやめて
このまま様子を見る。

粟穂ばかり食べているので他のシードも食べてくれるといいですね、
とのお話でした。

診察室でQは診察ケージに入れてもらってうれしそうに
よじ登っていました。
もう診察に呼ばれる前から「先生の愛鳥さん」は私のためにスタンバイしていました。
その二人にQは一生懸命「きゆーーーっちゃーん」と絶叫。
Qのために大変な目にあってる二人の気も知らず。。。。

糞の検査を先生がされているときに
「手が治ってたら練習していいですよ。でも自信が無かったらいいし。」と
先日の手の負傷を気にしてくださいました。
なんとか手も治っていたので、
勇気を出してP君をつかみました。
P君目を白黒させて大抵抗。

うまく行かず「人形練習効果も出ずか」とまた大汗をかいていたら
なんだか急に、ちょっと大胆にP君をつかんでいる自分。
先生にも「あら、だいぶいいじゃないですか、あせらないでいいんですよ」と声がかかり、
気持ちを落ち着けて、つかめたところでチューブの挿入に何度も挑戦。
「P君、ごめん」と言いながら最後の挑戦のとき、先生が「ここまで入れたらそのう」という印まで
入れることができました。
4.5センチくらいの位置ですが、するすると入り、自分でもびっくりしました。
すっと抜いたとき、体が感動で熱くなって、更に大汗。涙も一緒に滲んでいました。

P君は初心者コースで、次はKちゃんが中級者コース、最後、KUちゃんが上級者で
KUちゃんでさっさと保定しチューブ挿入ができるようになってはじめて病気のQに
強制給餌をしてやってもよいという段階になるようです。

まだまだ目標達成まで道のりは険しいです。
あきらめたり、恐怖で挑戦しなかったりすることは
こんなに親身になって指導してくださる先生と愛鳥さんたちに大変失礼なこと。
毎回、恐怖で身がすくむ自分を何とかしたいと思います。

今回作った人形を受け狙いで先生にお見せしました!
「うわ!!作ったのー?」と笑ってもらえて、うれしかった。

昨日の夜もうとうとしながら、時々様子を見に行きました。

糞も出てて落ち着いた様子。荒い呼吸も止まっていました。
安心して朝まで眠りました。

そして今朝は早すぎだと思ったけど7時には明るくして、
またスカイプ画面で食べてるかどうかを確かめました。

食べていました。
昨日、飲もうとして飲めなかった薬のお水も飲めていました。
少し前の薬との味の変化で、飲むのを躊躇しているようです。
ぺっぺっしています。

昨日の夕方から全く食べなくなり

体重が37.5に減少。
明日、日曜日は病院がお休みなんだ。。。。という不安を
抱きながら、じっとスカイプ画面を見守りました。

お水も飲みに行っては飲もうとして飲めないって感じに見えました。

「あれ?床に下りて動かない」と思って
部屋に行くと、止まり木の下で
羽を広げて目を閉じ、パタパタとひきつけのような状態を起こしていました。
それは3秒くらいで終わり、すぐに普通に戻りましたが、食欲はありません。
もう不安な心が頂点に達し病院の閉まる直前に電話して「夜間診察」の枠で
入れてもらい、病院に駆けつけました。

通院用のプラケースはいつも用意してあるので
自分の着替えと、ホッカイロを用意し、ばたばたと駅へ。
汗みどろになって、病院まで。
しかし、病院に近づくにつれQさまは徐々に元気になって行きました。
高田馬場で駅のメロディに合わせて「きゅーちゃん!きゅーちゃん!」と歌っているし。。。

病院に着いたとき看護士さんに「Qちゃんの様子は」と言われて
プラケースを覗くと
なんと、すっごく良い糞をしていました。

その後診察。
先生が「この糞なら問題ないですよ。きっと血糖値が一時的に下がったとか
少しのう胞で気持ち悪かったと言う状態ではないかと思うけど。
あと体重の減少は胸の肉が落ちてないから、のう胞が小さくなってきたって言うことも
もしかしたら考えられる」
という、ちょっとうれしいお話も聞きました。
手術しないでも、のう胞が小さくなっていけば、もっと欲張れば無くなってくれれば!!
と言う希望を持てるんだと。。。。。
期待しすぎると良くなかった場合、失望も大きいので、
いつもあまり良い方に考えないようにする私の性格なんですが
今回は暗闇の中に一筋の光と言う表現がぴったりの思いを感じました。
奇跡が起きることを願っています。

先生は「Qちゃん、お母さんがしんぱいしてるけど
食べてるしお薬のお水も最低限飲んでます!
大丈夫!!でも強制給餌しておきましょうね、お薬も入れておきましょう。
入院はしなくて大丈夫ですよ」と言ってくださいました。

その用意の間、また私は先生の愛鳥さんのお世話になって、
強制給餌の手の形の練習です。
しかし、昨日は動揺して走ったので、なんだか全くうまくできずに
逃げられてしまいました。。。。

そして、先生に実際Qに強制給餌するところを見せてもらい、感動しました。
これができれば自宅介護は可能なんだ!!
でも怖い、、、これが正直な気持ちです。

強制給餌のあと、落ち着くまでしばらく病院でQを休ませてもらいました。
吐かない様にと思っても、少し吐いていましたが
先生の愛鳥さんがプラケース越しに寄ってきて応援してくれて
Qもそちらに気が行って吐くのもとまりました。

なんと、優秀な介護士P君はQに
餌を吐き戻してプレゼントしようとしていました。
「P君は奥さんいるでちょ!」ってKちゃんの足パンチを受けていました。

元気な二人の介護士さんを見てると本当に可愛らしくて癒されます。

そんな感じで、心配性の私のばたばたを静かに受け入れてくださった先生!
ありがとうございました。

きっと以前の病院にこの状態で行ったなら、即入院で
「ここまで進行したら手術した方がいい」と言うことになっていたと思います。