自分の為のメモ。

前回の診察時にエコーの変化にうろたえ動揺して
先生の話の意味が理解できなかった。

そして、強い利尿剤とホルモン剤に薬を切り替えたQが
やはり少し水が出すぎて辛そうに思ったため、
中程度の利尿剤に強いホルモン剤を処方してもらうため
再度、Qを自宅に置いて先生のお話を聞きに行った。

私はもう、針で抜くのが限界なので
今後の方針を家族で決めてくださいと、先生に言われたのかと
勘違いしてたらしい。

まだまだのう胞の水は抜けるし
ホルモン剤が効くことも期待できる。
ただ、病気は進行しているので
今後、手術しない方針のまま行くと
最後は辛いことになる。
それを理解したうえで
なんとかQを楽に苦しくないように。
でもできることは何でもしていくという方向で
決めましょうということだった。

今後、まだのう胞はどうなるかわからないけど
そのとき、そのときにできることを
考えてやっていく。

そして癌ができてしまった場合は
どのように症状が変化していくかも聞いた。

Qを連れてQの前では話せないようなことで
先生も本鳥の前では話すのを嫌がられる。
だから一人でお話を聞き
悪いこと、よいこと、今の気持ちなども話せて
頭の中がすっきりした。

今後辛い状態がやってくるのは必至だけど
希望を捨てないで、Qのために頑張っていくつもり。

今日の自分メモ終わり。

(病院帰りにメールで聞いてくれた友。ありがとう)

Qの体の免疫を上げるために、

メシマコブを最近、ペレットに混ぜてあげています。

美味しいらしく混ぜ込んでも、その部分から食べているようです。
以前、御尻に脂肪の塊ができたときにparuさんにメシマコブの効果を
教えてもらっていました。

そして、今回はナポリさんからいただいたメシマコブがありましたので
試してみることにしました。
高価なものをありがとうございます!

お腹ののう胞の水のたまりが早いので
昨日から利尿剤とホルモン剤の濃度をあげて様子見です。
今日はその効果があって、急激な体重の変化は
収まっていました。

(朝 43グラム    夜 43.7グラム)

この様子で、もう1週間持たせてから
抜水というように、体調を整えてやりたいと思います。

ペレットにメシマを混ぜると美味しいんだよ!
みんなも試してみてね!

あとね、下にね、Qからのお願いがあります!!!


自分の頭の整理の為のメモ。

9月18日、診察。

朝の体重は43グラム。
夕方ご飯食べた後の体重は44.1グラム。

前回の抜水は朝の体重が44を越えたときに行った。
また、その限界には近づいている。

食欲もあり元気。

体重が急激に増え続けているのがわかるため
エコーを撮ることに。

今までの体重の変化をグラフにしてみた。
赤が朝一番の空腹時。
青が夕方寝る前の体重。

44gが一応水を抜く目安としてラインを赤とする。





エコー写真の結果

残念ながら奥のほうの「のう胞」がかなり大きくなっている。
ピンクの部分は前回には映らなかったもので
最悪の場合「腺癌」が疑われる。

今回の撮影では
前面の抜くことが可能な部分は9ミリでわずかな水。
(ただしこれだけでも抜くと少しは楽になる)
お腹の大きくなってきたのは奥のほうの「のう胞」が大きくなったため。

前は腺癌のようなものが映ってなかったので
手前を抜いた後にそこを通り越して抜ける場合があるという話があったが
その後の診察で、奥のほうの水には濁りがありそうだというのがあって
ちょっとそうすると抜けないという話になってた。

そして今回は
奥が大きい玉になった時にお腹の表面にそれが押し出されてくる場合があって
そしたら、その時にエコー見ながら抜ける場合がある。

ただ、腺癌の部分に針を通すことは出血をさせたりして危険なのでできない。

また、お腹の水を抜く時、消毒はするけど
度重なると腹膜炎を起こす恐れがあるらしい。

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上記の状態を見据えた上で
今後どのようにやっていくか、
方向をはっきりと選択する必要がある。

開腹しての切除は何度も繰り返し、再発することが多い。
私としては手術はしない気持ちでいる。
では今後、どのようになるか。
もう一度、経過を予想し、
Qが嫌がらない苦しくない方法を取ってやりたい。
再度、先生に、しっかりと相談する。

そのためのメモを作成する。

今限界体重に近づいているので
明日土曜日は良く観察し、息が荒くなれば即病院。
日曜日が耐えられるかどうかは
土曜日の午後様子見。
悪ければ、夜間診察を受ける。
日曜日の急変は先生の紹介病院へ行く。

利尿剤

9月1日に2回目の抜水をしたあと、また急激に水が溜まり始めました。
8日の診察のとき、お腹の水がたまって皮膚が突っ張ってきていましたので
少しでも、水の溜まるスピードを減らすために
利尿剤を少し強くすることになりました。

利尿剤で、のう胞の中の水を出すことはできないのですが
尿を多く出すことで少しでものう胞の水の元を減らしていけないか、という
ささやから希望を持っての処方でした。

利尿剤を強くしてもらって3日間は少しお腹の張りも弱くなった感じで
少し期待をしましたが
4日目にちょっと尿が出すぎて少し体調を崩してしまいました。

症状は食欲が落ちてしまったのと、御尻に糞がべしゃべしゃにくっつき
金魚の糞のような状態のものがおしりから垂れてしまっているという様子でした。
あとは、ちょっと寝ている時間が長くなり、羽がふくらみ気味といった感じです。

利尿剤が効きすぎると目が落ち窪み、足が異常に細くなってしわしわになり
色が青黒くなると先生に言われていましたが
そこまでの症状は出ませんでした。

その日は以前の弱い薬が残っていたため、自分の判断でそれに切り替え
翌日の病院の診察予約を取りました。

温度を34度にして、明るい状態にして様子を見ましたら
翌朝は幸い、普通の元気さを取り戻し、朝からペレットもたくさん食べておりました。
しかし、薬を替えて貰うためにまた病院に出かけました。

週に2回も先生にお会いすることになり、私は恥ずかしいのですけど
実際、正直なところ病院にいる時が一番心安らぎなんだかリラックスしてしまい、
病院にQと一緒に住み込みたいって思うくらいです。

先生にお願いして少し利尿剤を弱めたもの1週間分と
さらにその下の弱いものを5日分、2種類処方していただきました。
1週間様子見ですが、これでまた自分で調整してやろうと思っています。

Qの場合は利尿剤をやめると一気に体重が増え、それと同時に水が溜まるというのが
経過の特徴のようだと判断しています。
確かに利尿剤は健全な子には使うべきではないし、体への負担もありますので
あまり、多用したくないですが、少しでも水が溜まるのが遅くなるようなら
濃度を調整しながらやっていくのが今できることかなって思っています。

8月22日、診察に行きました。

その日は長袖を羽織らなくちゃいけないほど涼しい日でした。
しかし、暑がりの私は半そでで
病院の坂を上がるだけで、大汗かきました。

その日は急患のセキセイちゃんが後から入りました。
その様子見た看護士さんが「膨らんでますね、寒いんですね」と
ヒーターで温め、
その子が先に診察を受けることになりました。
以前、卵管脱を起こしたことのある子で
今回はどうも卵材が詰まってしまい肝臓機能も落ちているとの診断だったようです。
残念ながら今晩が山場になるかもしれないという先生の診断に
入院させずにお家に連れ帰ることにされたようでした。
うずくまっていましたが、目は開けて頑張っていました。
どうか、お薬が効いて回復していますように、、、願うばかりです。

その子のほかにも、やはり卵材が出てこないというセキセイちゃんの診察もあり
Qはついてから2時間近く待合室で待つこととなりました。

最近は病院に着くと少しの間「あ...病院だ...」とおとなしくなるのですが
その日は急遽、来てくれたmieさんに覗かれながら最初は緊張していたのが
長い待ち時間のおかげですっかりリラックス。

めずらしくなかなか私たちも聞くことができない「Qちゃんって、ひとはーーーー」という
名セリフをmieさんに聞かせて得意げにしたり、
粟穂を投げ飛ばして、足でがしっと捕まえたりして楽しげに。。。



もう一人待っていた方のセキセイの男の子は13歳だそうです。
貫禄のあるボディーでもう飛ばなくなったけど、元気いっぱい。
Qと対面させたら目を白黒して反応しててすごく可愛かったです。
Qも、頑張って二桁越えを目指すぞ!と、強く思いました。

そんなこんなで楽しく待っているQに、診察を告げる先生の声が!

今回はお腹がかなり大きくなり体重は43になっていました。
前回水抜いて1ヶ月経っていないのですが44になったら抜き時という目安があったので
診察を受けたのですが
Qの様子は元気で息も荒くなく、糞も切れているので
抜水は1週間後に伸ばすことになりました。

エコーも撮りました。
奥の方の、のう胞がかなり大きくなっています。
この、奥ののう胞の水は一番手前の大きい部分の水を抜いた後に
うまく針を刺して奥のほうを抜く方法を取るようです。
ただ、同時にはできないとのことなので
少し日にちを置いての施術となります。

切開する方法は先生も私の気持ちを汲んでくれて
しないことになっています。
どこまでこの方法で、水を抜いていけるかは予測のできないことですが
先生の話では、ある程度の大きさで固定されて増えなくなる場合、
また、のう胞に水がたまらなくなってくる場合という良い結果も
大きくなる以外には今までに例があるそうです。
その良い例になってくれることを信じ、また日々頑張っていきたいと思います。

Qはエコー撮影の最中も
掴んでいる先生に「きゅうーーーちゃん!!」と
何度も呼びかけていたそうです。
そんな、些細なことも飼い主にとっては聞くことがうれしいのです。
先生、やさしいなあってまた感動しました。

Qが嚢胞性卵巣疾患と診断されたのは

2008年5月のはじめでした。

しばらく以前の病院でのう胞をホルモン剤で抑える治療を行いましたが
のう胞は次第に大きくなっていきました。
卵巣とのう胞を撤去する手術を強く勧められましたが
手術中に亡くなる率も高いことを聞き、
手術をしないでなんとか生き長らえる方法を取ることに決意したのが
2008年6月の初め。


腹側の大きく黒い部分が卵巣です。

飼い主の我がままを聞いてくれる現在の病院に転院し、
いざというときのため強制給餌を習いながら
試行錯誤の下、Qにとって体が楽になることを一番に考えて治療を行ってきました。

しかし卵巣の水がパンパンになっていくのは止めようがなく
2008年7月31日には一度、針で卵胞水を抜く施術を受けました。

抜水後はしばらく、体も軽く糞も出やすい状態で過ごせていましたが
残念ながら前回(8月15日)のエコーの診断の結果
また、水が溜まり、今度は体の奥の方にのう胞が増加しその中に水が
増えてきていることがわかりました。

本当は1ヶ月に1回の抜水でおさまって欲しいところですが
一度大きい部分を抜くと他ののう胞が大きくなることがあると聞かされていましたが
今回はどうもそのような状態になってしまったようです。


奥の方の水は針で抜くことは不可能とのことで
良い状態ではありませんが
何とか、楽にしてあげたいと思っています。

今日はまた診察日。
先生と良く相談して
良い方法がないか聞いてきます。

ただ、本鳥のQは、お腹の水のたまりとは関係なく元気で
肝臓用ペレットを毎日主食としてたくさん食べてくれています。

少し急に明るくしたときなど呼吸が荒くなる症状と
糞が御尻に付いてしまうという症状以外は
元気におしゃべりもしますし
お世話係の私の手も噛んできますので
力は満ちている様子です。

7月31日に卵巣の水を抜いてもらって1週間後の検診に行ってきました。

抜水の翌日は少しだけ元気が無く、心配しましたが
その次の日からは、お腹が軽くなったことがとてもうれしそうに
元気にいっぱい食べて、大きな声で呼び鳴きをしていました。

しかし抜水した翌日は37グラムだったのに
まただんだん増えて5日には40グラムになり、また水が溜まってきたのかと
少し気分が重くなりました。

ところが6日あたりから、急に水糞が出始め、体重が少しずつ落ちてきました。
でも元気で良く食べ、胸の肉も落ちていませんでした。

その辺を先生に聞いたところ
1週間前から飲ませ始めた利尿剤の効果が遅れて出てきたとのこと。
水糞は心配なく、それによって水が溜まる速度が遅くなることも期待できるとのことでした。

今は、お腹も小さく水のたまりも少ないので破裂する危険性は低い時期なので
小さいケージに入れてあげても良いですというお許しが出ました!

以前購入したウィングキャリーを使わせてみようと思います。

この小康状態が、続きますように!

先生の診察室のケージです。
プラケースから出れてうれしそうな、得意そうな目をしていますね。

待合室で。mieさんの撮影です。
「またプラケースかあ。。。。」って言っているようです。

はじめての水抜き

8月1日:お水を抜いた後

7月30日:お水を抜く前


Qは1週間くらい前から体重が徐々に増えていました。
ご飯もいっぱい食べていましたが、それだけで体重がこんなに増えるはずは無く
これはやはりお腹ののう胞が大きくなったのだと、認めざるを得ない状態でした。

病院がお休みの水曜日にそのことを強く感じていましたが
Qの様子は元気で呼吸も荒くなく
食欲もあり、「水を抜く」という処置をしていただくことを決心することは
まだできていませんでした。

水曜日の夕方、Qを掴んでお腹を見たところ
1日でかなりの大きさになっていることに驚き
木曜日は診察を受けることを決意。
お水を抜くということを恐れ避けることはもうできないと思いました。

木曜日の朝一に電話して夜の診察に入れていただき
夕方Qをかばんに入れて病院に向かいました。

待合室は患者さんがいっぱい。
すべての患者さんの診察がが終るころ、Qはなんだかお腹をもぞもぞ気にし
止まり木から降りてだるそうな状態になっていました。
その後、診察室に入った時には少し息が荒くなっていて
夕方までなんとか出ていた糞が出にくくなっていました。

エコーの写真の結果、やはりかなりの大きさにのう胞の水が増えていて
先生は「これは苦しいでしょう、糞もかなりでにくい状態になっていますね。
今日抜かなかったらまた苦しいことになりそうです。そうしますか?」
とおっしゃいました。

全くリスクの無い処置とは言え無いため同意書にサインして
すべてを先生にお任せしました。

Qは酸素室に入れていただき呼吸も楽になったところで
先生が「お母さんは待合室で待っててくださいね」。

Qは私が診察室を出るのに気づいて
「おかあさーん、置いてかないで」といっているようにバタバタしていましたが
先生が「だーーいじょーぶ、おかあさんはまってるからねー」と
赤ちゃんに話しかけるようにQをなだめてくれ、
Qも観念したようにおとなしく先生を見ていました。

待合室でハンカチを握って、じっと待ちました。

中からQのいつもの「ぎゃぎゃぎゃぎゃーー」という抵抗の声。
その後、音もしなくなり、「だいじょうぶか????」と冷や汗たらり。
しかし、無事に水が抜けたようでした。

再び呼ばれて診察室に入ると先生が
「5CCは抜けました。
そして、中のお水は血液ではなく綺麗な透明な、卵胞水でした。
炎症も出血も無く水からは癌を疑うものも見られませんでした。
今回は一番大きい部分を抜きましたが、控えている小さいのう胞が
今度は大きくなる可能性は高いので、またよく様子をみて行きましょう」
と注射器に入った液体を見せていただきました。

水を抜く処置は、中に何が入っているかは、
やってみないとわからないことなので
血液や、組織であればすぐに中止、
また抜くことによるショック死もあるということをあらかじめ聞いていたので
その透明な液体を見てほっとしました。

Qは酸素室にはいって少しボーっとしていましたが
少したつと元気に動き、力まなくても普通に糞を出すことができていました。
それには感動しました。

水を抜く前の体重は44グラム。
抜いた後 37.5グラムでした。

まだお腹に注射器を刺した穴から
ぼたぼたと「のう胞水」が垂れていました。
それを見たらとてもかわいそうで
「ぜんぶ出てしまうといいね、Qちゃん」って思いました。

垂れている水はしばらくしたら止まるとのことを聞き
お薬に今回は利尿剤をプラスしていただき
家路につきました。

帰り道、プラケースの上から覗くと、昨日まで届かなかった部分に
くちばしが届くようになり、念入りなお化粧をしている様子が見えました。

一夜明け、今朝覗くと
昨日まで団子になって御尻に付いていた糞が
下に分かれて落ちている変化に驚きました。
あの水が糞をしにくいくらいに内臓を圧迫していたんですね。

今日は利尿剤の関係で少し水糞などがあり、
また昨日の疲労があるようで、寝ている時間が長かったように思います。
しかし、お腹がすっきりしたおかげで、今日はご飯を食べるときの姿勢も楽そうでした。
お薬で水分が出ているため、今日の体重は36グラムです。

一度水を抜いた後、もう2度と溜まらない事を願っていますが
それは無理な話のようで、1ヶ月に1回は抜くというペースが予想されるとのことでした。

でも、賭けのような手術をするより、
この方法でなんとか体を楽にしてあげて、
少しでも長く元気に生きて行く道を選んだことは後悔していません。